[Pick Up!!] Vol.8
Vantan Student Final 2013 〜学生メイキング〜
イベント当日に向け、学生や企画、作品をピックアップし紹介する今回の企画。
八回目となる今回は、バンタンデザイン研究所ファッション学部 バイヤー&ショッププロデュース本科 ブランドプレス本科による『マジデニール学園』を紹介します。
【参加学生】
バンタンデザイン研究所 ファッション学部 バイヤー&ショッププロデュース本科
・安藤 龍司(アンドウリュウジ)さん
安藤さんが所属する、バイヤー&ショッププロデュース本科 ブランドプレス本科では、
今回、タイツやストッキングをファッションスタイルとして定番化させる目的に
"消費の教育"を提案する合同展示販売会、『マジデニール学園』を開催します。
・作品紹介
-これまでにない発想で既成の概念を壊したい-
今回の企画に行き着くまでの経緯として、
僕達はまず、これまでに実施事例のない、社会的価値を高められるような企画を行うという目的のもと、
参加学科の学生が個人で企画を立案し、コンペを実施しました。
決まった企画を全員で取り組むことを前提に、
それぞれ企画として案を出し合ったんです。
そこで出てきた企画を、
講師やブランドプレス本科の学生達にも評価してもらって決めようとしたのですが、
結果として、そのやり方では企画をまとめることができませんでした。
ちなみに僕が出した企画は、帽子にテーマをおいた業界活性化に向けた渾身の企画だったのですが、
それも決め手にはなりませんでした(笑)。
そこで、それぞれが出した企画を含め、改めて卒業修了制作展「Vantan Student Final 2013」で出展するのにふさわしい「商品」「目的」「仕組み」「成果」「結果」が何なのかを全員で考えました。
二転三転ありましたが、
当日のお客さんを想定したブランドプレス科の人達からの案で、
"タイツ"や"ストッキング"という商品の発想が生まれ、
現状、その商品が抱えている課題(流行に流されて定着しない等)の解決のために、
学校(スクール)単体としてだけではなく外部の企業の協力を得て、
これまでにないデザインの"タイツ"や"ストッキング"をオリジナルの演出を持って販売し、
売上と同時にファッションスタイルとしても定番化させてしまうことで、
業界の活性化を図ろうというストーリーを生み出し、
全員でそれを実践しようということになりました。
当日会場に来たお客さんには、まずブースの「画」を見ていただき、
自身の持つ"タイツ"や"ストッキング"の既成概念を覆すインパクトを与えたいと考えていますので、お楽しみに。
"タイツ"も"ストッキングも"買ってもらえればそれは嬉しいですけど、
必ずしもそればかりとは思っていません。
展示している作品を写真で撮っていただいたり、それがTweet(ツイート)されたりして、じわじわ広がっていけばいいと思います。
僕は「カルチャー」というのは、それぞれがトンネルのようなものだと思っています。
今回、様々な企業を訪問しましたが、それぞれが単体のトンネルでカルチャーを作ろうとして苦しんでいる。そんなイメージを受けました。
それを僕達がそれぞれのトンネルの中で発想をMIX(ミックス)させることによって、
そこから新しいカルチャーが生まれたら・・・実はそれが最大の狙いだったりします(笑)!
初日は、Zipperの人気読者モデルの"Una"さんが来店します。
最終日は、嫌われない程度に愛されたい女流美術家"愛☆まどんな"さんが来店し、
ライブペイントも実施します。しかも当日描いた作品をタイツにデザインして後日販売もする予定です。
『マジデニール学園』というタイトルには、マジ=本気 デニール="タイツ"や"ストッキング"をイメージした造語 学園=ターゲット層に身近に感じさせる、教育を行う等の意味で採用
という想いが込められています。
単に学生の出し物ということではなく、
プロという意識を持って、
各企業と連携し業界の活性化に向けてイベント自体も盛り上げていきたいと考えているので、プレスリリースも出しました。
Vantan広報リリース:http://bit.ly/XliWp8
僕達は大いにマジです!
是非、期待して遊びに来てください!!
『マジデニール学園』を体験するには・・・
2月23日(土)、2月24日(日)恵比寿ガーデンプレイスガーデンホール前スペース
要チェック!
Vantan Student Final 2013 特設web site :
http://www.vantan.jp/studentfinal2013/