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世界で一番、社会に近いスクールを作る。
それによって世界を良い方向へ変えていくことができる。私たちは、そう信じています。
バンタンは、「世界で一番、社会に近いスクール」を目指しています。それは、社会で通用する技術やスキルを身につけるためには、社会そのものに身を置いて自ら体験することが最も近道だと考えているからです。
バンタンは1965年に、恵比寿にあるガレージの一室で産声を上げました。
創立当初は、まだ芽の出ていない若手クリエイターたちに向けて、業界の先端で活躍しているクリエイターが実践ですぐに使えるような考え方や知識、技術を教える「寺子屋」のようなもので、「バンタンに関わる若者たちの“デザインのチカラ”がこれからの時代を創るんだ」という情熱に溢れていました。それから約50年、バンタンが提供する教育分野は、クリエイティブ業界全域へと広がり、卒業生の数も19万人を超えるまでになりました。
現在の社会は、新卒で企業に入り長く働く終身雇用の「集団の時代」から、自身のキャリアは自身で築く、個人主体の「個の時代」に変化しています。人生100年時代と言われるように長寿化が進むことで生涯において働く期間は長くなり、且つ、デジタル化の影響により時代の変化は加速の一途を辿ります。そんな時代で生きていくためには、これからはずっと学び、変化し続けなければなりません。
そのために重要なのは、自分の得意なことや好きなこと、少なくとも嫌いじゃないことを仕事にすることではないでしょうか。嫌いなことは2~3年であれば我慢できるかもしれませんが、5年やそれ以上は少なくとも私には我慢できません。仕事に費やす時間は人生で最も長く、自分の得意・好きなことを仕事にして生きていくことが、人生をより豊かにするのではないでしょうか。
バンタンのミッションは、入学してくださった方が、自身が描くキャリアを、自身の力で実現するための手助けをすることです。在籍時から社会の一員として支援することはもちろん、卒業後もバンタンコミュニティのメンバーとして様々な支援を用意します。バンタンに関わる様々な人達が互いに刺激し合い、より良いキャリアを築くことができるよう、バンタン自身も学び続け、変化し続けることをお約束します。そうすることで文化や産業の発展に貢献していければと考えています。
Q.バンタンのSDGsに関連した取り組みについて教えて下さい。
A.プロの現場による実践スクール事業を展開しているバンタンは、「世界で一番、社会に近いスクールを創る」をビジョンとし、教育課題の解決に取り組んでいます。全世界での課題であるSDGsの目指すものは、「講師は全員、現役で活躍するクリエイター」を有する私たちの教育体系や企業理念に通じるものが多く存在します。正しい経営を行い、環境や社会に配慮した製品を開発し、それらを販売することで、持続可能な社会を実現することを目指しています。
Q.バンタンではどのような人権・労働環境への配慮をしていますか?
A.「アンステレオタイプ」をテーマに、サスティナビリティ・アフターコロナ・ジェンダーなど様々な社会課題を解決するプロダクトやサービスを、ファーストリテイリング社員と共同でアイディエーションする産学案件として実施しています。
Q.バンタンではどのように健康と福祉について取り組んでいますか?
A.大阪府との産官学連携プロジェクト「Specialty OSAKA~大阪らしさ×SDGsの推進~」プロジェクトにて受賞した企画を、ジェクス株式会社の協力を得て商品化。日本のコンドーム使用率が世界の中でも低いことや大阪府の10代から20代の中絶件数が高いという課題に着目、若者がファッション感覚で手に取りやすいパッケージデザインを考案。2021年2月よりコンドーム製品を実売開始しました。
Q.バンタンではどのように「海・陸の豊かさを守ろう」について取り組んでいますか?
A.JR東日本との取り組みで、「山手線でアートと音楽を楽しむ15日間」の一環として、恵比寿駅に駅の廃材を活用したアート作品を展示。花と街の繋がりをテーマに恵比寿近辺のフラワーショップとも連携、駅利用者がベンチとしても活用できるアート作品を企画制作。