11月19日・20日に渋谷区一帯で行われた渋谷芸術祭で、バンタンの学生と卒業生がBiketope2011に参加しました。
今回、バンタンの学生が参加するBiketope(バイクトープ)は、「デザインのチカラで社会問題を解決する」をテーマに、私たちの生活の身近にある『自転車』を題材に、「モノを大切にする心」をはぐくむためのワークショップを行いました。
デコチャリ
現在社会問題になっている「放置自転車」。今回は渋谷区から提供された放置自転車をアートでデコレーションして 甦らせて渋谷の街をサイクリングしようという取組みを行いました。
今回の参加したバンタンの学生は、前回5月に開催されたBiketopeにも参加しており、前回の課題を踏まえて、デザイン性があり、かつ「使いやすい」という点に注意して制作したそうです。
デコチャリ制作風景
尚、これらの自転車は、イベント終了後、主催者を通じて東日本大震災被災地へとメッセージを乗せて送られます。
ユニークバイクの試乗会
アーティストの方が制作された自転車をはじめ、世界各国から集められたユニークな自転車の試乗会が同会場の真ん中であり、子ども達に大人気でした。
渋谷ポタリングマップの作成
渋谷の街をポタリング(自転車でぶらぶら散歩すること)するときに持っていると役に立つ情報をまとめたもので、自転車屋さんや公衆トイレ、坂道を通らずに移動できる抜け道などの情報が書かれたポケットサイズの便利な地図です。
それを大きく拡大した地図に当日集まった参加者が自分の知っている渋谷のおすすめ情報を書き足していました。
バンタンでは、今後も実践型デザイン教育を通じ、デザインのチカラで社会に貢献できる人材の育成を積極的に行ってまいります。