マーク・ジェイコブス、ダナ・キャランなど著名デザイナーを輩出する米国名門私立パーソンズ大学ファッション学部×バンタンデザイン研究所Parsons Fashion Benefit Japan Round を初開催致しました。
世界3大デザインスクールとして、マーク・ジェイコブス、ダナ・キャランなど、世界で活躍するデザイナーを輩出する米国・パーソンズ大学のファッション学部卒業イベント「Parsons Fashion Benefit(パーソンズベネフィット)」が、今年初めて、アジア圏でも同時中継を行う形で、5月10日(火)(日本時間)に開催されました。
日本では、バンタンデザイン研究所(本社所在地:東京都渋谷区 代表:長澤俊二)が、アジア圏で唯一同校との単位互換提携を結んでいるスクールとして、イベントを同時中継致しました。
63回目の開催となる今年の「Parsons Fashion Benefit」進行役には、パーソンズ大学の卒業生でCOACHのプレジデント兼エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターであるリード・クラッコフ氏を迎え、ファッション学部卒業学年から選抜された優秀者によるランウェイショーが行われました。ジョエル・タワーズ・パーソンズ大学学長は、初めての試みとなった同時中継に関し、「パーソンズは、学生、教員、卒業生の作品を通じて、(同時中継された)東京、ソウル、ドミニカ共和国を含む世界のコミュニティにこのような方法で繋がり、1年に1度の、我々にとって最大のイベントに参加して頂ける機会があることを非常にうれしく思う。」と発言しました。
また5月17日(火)には、「Parsons Fashion Benefit」開催に合わせて、株式会社松屋銀座本店営業本部付顧問の太田伸之氏、プーマジャパン株式会社製品本部チーフデザイナーの大谷知恵子氏をゲストにお招きし、日本のファッション業界関係者参加のもと、日本のファッション業界の活性化を視野に入れた懇親会を実施致しました。両者はパーソンズ大学の卒業生でもあります。懇親会では、世界で活躍する著名クリエイターを輩出し続けるパーソンズの教育理念の紹介、また「Parsons Fashion Benefit」で披露されたパーソンズ卒業学年学生作品の審査会などが行われました。審査会では、来賓審査員の方々にコンセプトの表現力、トレンド性、日本市場の中での市場性の3項目で作品を審査し、総合点が最も高かった2名の学生作品が優秀賞に選ばれました。選ばれた学生の作品は、10月にバンタンデザイン研究所主催で開催されるVantan Cutting Edgeで日本での作品展示が行われる予定です。
今回のイベントは世界各国で優秀な人材を育成することでクリエイティブ業界を世界規模で活性化させていくことを目的とした、パーソンズとバンタンの更なる協力体制に向けた取り組みの1つとして開催されました。2012年度からはパーソンズ大学のファッションマーケティング学部とのコラボレーションコースも開講予定です。
【補足情報】
「Parsons Fashion Benefit」 (ニューヨーク)の当日の様子は下記のURLよりご覧頂けます。
※Latest Videos内 「7:00PM Benefit Show」
http://www.livestream.com/parsons560