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プレスリリース

【バンタングループ】渋谷PARCOにアジアの若手ブランドが集結! NYFWでランウェイデビューを果たす“ネクストデザイナー” が決定

2022.10.27VANTAN

 株式会社バンタンと株式会社パルコが共同で組織するAFC実行委員会は、アジアの若手デザイナーを発掘・インキュベートするプロジェクト「Asia Fashion Collection(アジアファッションコレクション、以下AFC)」の一環として10月25日(火)、渋谷PARCOのROOFTOP PARKにてランウェイショーを開催。日本、韓国、台湾の若手ブランド10ブランドが集結し、それぞれ初となる国内ショーを行いました。日本の参加ブランドにとってはニューヨーク・ファッション・ウィークでのランウェイデビューをかけた審査を兼ねたショーで、現役服飾専門生を含む若手デザイナーが手掛ける3つのブランドが2023年2月のニューヨーク・ファッション・ウィーク出場権を獲得しました。


■アジアから世界へ羽ばたく若手ブランドの支援プロジェクト
 AFCは、アジアのファッション産業の更なる発展を目指し、アジア各国機構(韓国、台湾など)と連携してアジアの若手デザイナーを発掘・インキュベート(起業支援)するプロジェクトで、現在新進気鋭ブランドとして注目されているブランド「DAIRIKU」などを輩出してきました。10回目となる今年は渋谷PARCOのROOFTOP PARKで東京ステージのランウェイショーが開催され、日本から8ブランド、韓国と台湾それぞれを代表する1ブランドの計10ブランドが初の国内ショーとして参加しました。

 本ショーは日本ブランドにとって、ニューヨーク・ファッション・ウィークでのランウェイデビューをかけた最終審査の場でもあり、WWD JAPAN 編集長の村上要氏や伊勢丹新宿店のバイヤー神谷将太氏、ファッションクリエイターのなかむ氏といったファッション業界の最前線で活躍する方々を審査員に迎えました。前日に行われたプレゼンテーション審査とあわせて、ブランドのオリジナリティやデザイン性といったクリエイティブ面、市場性といったビジネス面、ブランドのSNS発信力といったコミュニケーション面を基準に、日本代表に選ばれたのは関田彩果(バンタンデザイン研究所 X-SEED)の「SAIKA」、中村絢(バンタンデザイン研究所 X-SEED)の「désir」と、北村元統(パーソンズ美術大学卒)の「ASATO」。韓国と台湾の代表ブランドと共に、制作費や技術面、渡航費などのサポートを受けながら、2023年2月に行われるニューヨーク・ファッション・ウィークという世界の舞台、またアジアでの販売といったブランド確立に向けた準備を進めます。

【各国の代表ブランド】
代表ルック


<左から>【日本】関田彩果(バンタンデザイン研究所 X-SEED)の「SAIKA」、【日本】中村絢(バンタンデザイン研究所 X-SEED )の「désir」、【日本】北村元統(パーソンズ美術大学卒)の「ASATO」


<左から>【韓国】Lee Young Eunの「FROM WHERE」、【台湾】Chia Hung, Suの「CHIAHUNG SU」

ブランド情報(ブランド名/デザイナー名/在籍・出身校/Instagramアカウント/ブランドコンセプト)
「SAIKA」(サイカ) <日本代表>
関田彩果/バンタンデザイン研究所 X-SEED 在学/@saikasekita
コンセプト:「憧れと自分に忠実な服」憧れに振り切らず、自分にも振り切らない。憧れと自分どちらも肯定出来るような服で、どちらも同時にある景色を作っていきたい、という思いで制作している。

「désir」(デジール) <日本代表>
中村絢/バンタンデザイン研究所 X-SEED 在学/@junjun_spritz
コンセプト:「1.5place」周りの目を気にしてなりたい自分を隠している。本来の自分を表現するために、今の自分から半分だけでいいから、0.5だけでいいから、枠組みにとらわれずにいたい。着る人の心の拠り所になれる、そんな多様性を尊重する服。

「ASATO」(アサト) <日本代表>
北村元統/パーソンズ美術大学(ニューヨーク) 卒業/@asato_kitamura
コンセプト:過去のネガティブな体験に新しい価値や美を見出すことにより、人生の肯定を試みる。「ASATO」にとって“着用”とは“抱擁”であり、ファッションとは芸術による人生のセレブレーションである。

「FROM WHERE」(フロム ウェア) <韓国代表>
Lee Young Eun(リーヨンウン)/@fromwhere_seoul
コンセプト:様々な人種と文化がある中、私たちの思いと価値がどなたの日常にも交わるように。そして、あなたの大切な思い出をそのままに、私たちの服で新たな命を吹き込む。

「CHIAHUNG SU」(チャーホン ス) <台湾代表>
Chia Hung, Su (チャーホン ス)/@chiahungsu_
コンセプト:今シーズンは、台湾の古代先住民であるタイヤ族のアーティストとコラボレーションし、古代の手織りや染めの技術を用いながら、モダンなコレクションを表現している。原料の植林から糸の生産、織物、手染めまで100%環境に優しい内部サイクルを形成。タイヤ族の伝統的な柄布と1900年代初頭の日本や台湾のアンティーク着物生地を使い、東アジアと南洋の歴史的素材と技術を現代のファッションシルエットに蘇らせ昇華している。

デザイナー写真
<前列・左より>

【日本代表】中村絢、関田彩果、北村元統

<後列・左より>
【台湾代表】Chia Hung, Su、【韓国代表】Lee Young Eun







■開催概要
名称:Asia Fashion Collection 10th TOKYO STAGE(ランウェイショー)
日時:2022年10月25日(火)20:15~22:00
会場:渋谷PARCO 10F ROOFTOP PARK(東京都渋谷区宇田川町15−1)
配信動画:https://youtu.be/a-4QYpb9tes

<日本代表選考 最終審査について>
審査方法:ランウェイショー審査・プレゼンテーション審査
審査基準:<クリエイティブ> ブランドとしてのオリジナリティ、デザイン性、完成度
     <ビジネス> 市場性、時代性が考慮されているか
     <コミュニケーション> ブランド発信力・デビューに向けてアクティブに活動できるか
プライズ:2023年2月NYFW参加、ブランド事業化支援
審 査 員:村上要(WWD JAPAN.com 編集長) ※審査員長
      阿部桂秋(株式会社TOKYO BASE STUDIOUS MENS BUYER)
      芳之内史也(株式会社レコオーランド FASHIONSNAP.COM 編集委員/ディレクター)
      長尾悠美(Sister 代表)
      川﨑吉朗(株式会社Aout 代表取締役)
      綾部帆乃香(LITMUS バイヤー)
      神谷将太(株式会社三越伊勢丹 伊勢丹新宿店 リ・スタイル バイヤー)
      なかむ(FASHION CREATOR 兼 Lieuバイヤー)

■AFCについて
バンタンとパルコが主催するAFCは、アジアのファッション産業の更なる発展を目指し、アジア各国機構(韓国、台湾など)と連携してアジアの若手デザイナーを発掘・インキュベートします。選出された各国を代表する若手デザイナーは、制作費や技術面、渡航費などのサポートを受けながら、ニューヨークで2023年2月に開催されるニューヨーク・ファッション・ウィークの公式コンテンツとしてランウェイデビューを果たします。その他、国際的なファッションイベントなどの展示会への出場権を含む、アジアでの販売や受注を目的とした事業化支援プログラムにも参加可能。アジアの若手デザイナーの発展に寄与します。
公式HP:https://asiafashioncollection.com/

<今後のスケジュール>
最終確認会: 2023年1月予定
ニューヨーク・ファッション・ウィーク公式ランウェイ: 2023年2月

<協賛>
ウルトラスエード、STUDIO MODA、モリリン、collEco

<後援>
KOREA FASHION INDUSTRY ASSOCIATION、台湾テキスタイルフェデレーション、WWD JAPAN、FASHIONSNAP.COM

【関連リリース】
・2022年 ニューヨーク・ファッションウィーク ランウェイショー開催報告:
https://vantan.jp/information/press/detail.php?e_id=7511&year=2022

■AFC実行委員会
VANTAN (バンタン) http://www.vantan.jp/
1965年創立。「世界で一番、社会に近いスクールを創る」をビジョンとし、現役で活躍する講師による授業、長期インターン、産学協同プロジェクトなどの「実践教育」を通して即戦力となる人材を育成しています(東京・大阪・名古屋)。ファッション、ヘアメイク、ビューティ、グラフィックデザイン、映画映像、ゲーム、アニメ、パティシエ、調理、プログラミング、エンターテインメント領域のクリエイター、インフルエンサー、プロデューサーなどの分野で教育事業を展開。これまでに約20万人の卒業生を輩出しています。

株式会社パルコ https://www.parco.co.jp/
パルコは、1969年の池袋PARCOオープン以来、ファッションを中心に、音楽やアート、演劇など先端のカルチャーを積極的に紹介し、消費文化に彩を添えてきました。こうした取り組みのなかで、パルコを創造の場として新しい才能を持った多くの人々が集い、創造の輪を大きくし、それがまた次の文化の創造に繋がっています。