センイ・ジヤァナル　10月2日 「2006新人デザイナーファッション大賞」の最終審査会がこのほど、東京・有明のTFTホールで行われ、鈴木紫織さんと関口絵美さん（ともに26歳、英セントラル・セントマーチン・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン）が大賞を受賞した。 同賞は84年から20回続いた「オンワード新人デザイナーファッション大賞」を継続し、04年から日本ファッション協会主催のもと、経済産業省の政策支援を得てスタートしたもの。第3回目となる今回は主催がファッション戦略会議に変わり、「東京発　日本ファッション・ウィーク」の一環として、新たな枠組みで実施された。 海外からの1459点を含む1万3957点の頂点に立ったのは、2人の合作による、パリのノートルダム大聖堂から影響を受けたドレス。「得意分野が違うから、2人合わせて3になる」「卒業するのは別々ですが、いつかまた一緒にやりたい」と鈴木さんと関口さん。 またウィメンズウェア部門優秀賞は大久保美彩さん（20歳、バンタンデザイン研究所大阪校）、メンズウェア部門優秀賞は石井啓介さん（20歳、名古屋モード学園）に決まった。 「スタートした時から見ていますが、国がサポートしてくれるようになったことを嬉しく思っています。若い人にはファッションを通じて自分なりの考えを表現することを期待しています。」と審査員の森英恵さん。 詳細URL
■ウィメンズウェア部門優秀賞 大久保 美彩(バンタンデザイン研究所 大阪校)