日本が世界に誇る古典文学『源氏物語』の成立から約1000年、アルゼンチンの画家たちが同書をテーマに競作した。 その作品28点を集めた展覧会「アルゼンチン人アーティストによる『源氏物語』」が、23日から東京・目黒の目黒区美術館・区民ギャラリーで開催される。
同展は日本の書家らが2年前にアルゼンチン国家装飾美術館で開いた「桜と源氏のロマンス」展に続く、両国の文化交流展の第2弾。 クリスティアン・デーレス、ダニエル・テデスキら14人の画家が、『源氏物語』の一説をイメージでとらえ、挿絵風に描いている。 異なった文化の出会いによる新たな世界が広がる。
27日まで(最終日は午後3時閉館)。入場無料。
問い合わせはバンタン内アルゼンチンフェスティバル事務局 Tel. 03.6721.3456