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Students Interview

バンタンゲームアカデミー 亀井 良哉さん
2016.07.04

[Students Interview]

亀井 良哉(カメイ ヨシヤ)
バンタンゲームアカデミー大阪校 マンガクリエイター専攻 2年

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4年制大学を卒業して、バンタンゲームアカデミーへ入りました。

高校生のときはファッション・デザイナーになりたくて、

大学ではファッション・デザイン専攻だったんです。

ファッション画を描き、パターンへ落とし込んで

縫製までと服づくりを学びました。

教員免許もとっていたので、

一時は教師になろうかとも思っていました。

小学生の頃から夢はマンガ家になることだったのですが、

親に反対され一時は諦めました。

でも、挑戦するとしたらこれが最後のチャンスだと思い、

今改めてマンガ家を目指して学んでいます。

大好きだったマンガ作品は、親が持っていた北条司先生の

『シティーハンター』です。

この作品にはじまり、未だに古い作品が好きで

藤田和日郎先生の『うしおととら』や

荒木飛呂彦先生の『ジョジョの奇妙な冒険』など、

濃くて熱い作品が好きです。

僕は元々色んな分野に興味があって今も多趣味なんですが、

ファッションに興味があってファッション・デザインを学びました。

でも大学の途中で、やりたいことが他に見えてきて

立体造形を始めました。粘土で球体関節人形をつくり、

卒業後はその方向で作家活動のようなことをしていました。

教員免許があったので、教師をしながら作家を続けようか

とも思いましたが、人形作家で食べていくのは難しいと

感じたんです。もちろん作家として活躍されている方も

いますが、改めて自分の将来を考えたときに

子供の頃の夢だった「マンガ家」という起点に戻りました。

それまでの自分の回り道も、全て活かせるのが

マンガ家という職業だと思ったんです。

今、バンタンゲームアカデミーで学んで1年ほどですが

「自分の経験、全てが武器になる」と感じています。

マンガではキャラクターの服装が設定の一部として

重要な面もあり、そこには大学で学んだ

ファッションのことが活かされていたりして、

回り道をしてよかったと今は思います。

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バンタンを選んだ理由は、

マンガを専門で学べる場所を関西で探していて、

学校見学の際バンタンのスタッフさんが

マンガにめちゃくちゃ詳しくて、すごく話が合ったんです。

加えて、マンガを学ぶ上では個別に細かく指導してもらえる

少人数制という点も、理由として大きいです。

僕が入学した頃は、まだバンタンゲームアカデミーができたばかりで、

若い学校だからこそ僕たち学生の要望をよく反映してもらえました。

こうした環境は自分たちにとっては良かったですね。

「一緒に学校をつくっていく」感覚でした。

実際に今、後輩たちの授業を見ると自分たちの要望が

取り入れられています。

学校生活は、すごく充実しています。

正直、2年では時間が足りません。学ぶことがありすぎて。

ストーリーを練って、ネームという叩き台にして、

講師や編集さんに見てもらいボツをくらって何度も

リテイクを繰り返します。Goサインをもらってうやく

下絵を描き、ペン入れという流れです。

なので1作品完成するのに3、4カ月、長ければ半年程かかります。

そんな中、日々はアイデアのネタ探しに努めています。

僕は神戸から大阪まで通っているのですが、通学途中に面白い人や

出来事などからネタを見つけることが多いです。

常にアンテナを張っておくことは大事だと思います。

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僕はずっと関西在住なんですが、マンガを描く上で

「関西」というのもひとつのキーワードになる場合があります。

関西人キャラを出すだけで場が締まるというか、例えば

『名探偵コナン』でも関西人の服部平次だとか、ああいうキャラがいると

対照的に引き立つといったことがあります。

今はギャグマンガを描いています。

バンタンゲームアカデミーには、年に4回「審査会」という

外部から編集の方がいらして実際に作品を見てくださる

機会があります。2月には『月刊少年ガンガン』や

『ヤングマガジン』などの編集の方がいらして、

そのとき『月刊少年サンデー』の編集の方から名刺をいただき、

担当についてもらえました

審査会へ出したネームを「原稿にして」と言われて、

新人賞に出してもらえたんです。

賞はとれませんでしたが、最終選考に残り、

雑誌の下の方には小さく名前が載りました。(笑)

僕のマンガは振り幅が大きいらしく、好きな人には好きだと

言われますがダメな人には嫌がられます。

マンガって、一社に持ち込んでダメでも他で拾ってもらえる

こともあるので、諦めずに色々挑戦してみたら

何かにつながることがあると思います。

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卒業後の進路はアシスタントに進むか、バイトをしながら

マンガを描くか、または教員免許があるので非常勤の

講師をしながら描くかなど様々な選択肢を考えています。

大阪から東京に出ることも考えてはいます。

今は通信が発達しているので、地方でも大きな障壁は

ありませんが、やはり直に会えたり、レスポンスの速さは

重要だと思います。特に僕は、電話越しやメールよりも

直に会って話すことでアイデアが生まれたり、直接会話を

重ねることで親しくなることが多いので、直接会える

コミュニーケーションを重視しています。

一方で「マンガを描くなら東京に行かなきゃ」みたいなイメージが

一般的にあると思うのですが、バンタンゲームアカデミーのような

学校が大阪にできたことで、地方でもマンガを

専門的に学べるようになり、上京することなくマンガを志す人が

増えるきっかけができたと思うと、嬉しいです。

当面の目標は、次こそ新人賞をとって本誌掲載後

デビューを果たすことです。入学したときから

「卒業までに在学デビューを果たす」を目標に掲げていて

「1年の間に担当編集さんについてもらう」という

目標はギリギリクリアできました。(笑)

なので次は新人賞です。

担当編集さんからGoサインが出るまでは未定ですが、

年内には出せればと思っています。

僕は絵を描くことは好きですが、絵が描ければ幸せ!

というよりも「マンガという文化そのもの」が好きなんです。

ストーリーとセリフ、そして絵を用いて自分がイメージする

世界を全て再現できるのがマンガだと思うので、自分の

内側にあるものを出し、マンガで自己表現がしたいんです。

商業でもあるので、エゴだけでなくバランスがとれるかが

問われる部分でもあり、一発ドカンッと当てるのも

憧れますけど(笑)それよりも一生をかけてマンガを描き、

自分が納得できるものを描き続けていけたら

何よりいいなと思います。

自分の人生を表現するものを、描き続けたいです。

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Vantan(バンタン)
http://www.vantan.jp/school/

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